現場で見ると、一目瞭然。

前職になるんですけれども、吉祥寺でちょっとこだわった設計事務所でいろんなお客様との出会いがある中で、やっぱり、普通じゃない拘った家を造りたいってところで、私共としては”線が綺麗な”感じって一言で言ったらいいんですかね。

例えば、中庭に面し大きなフルサイズのサッシを並べた時に、内装建具が2mしかないっていうのは、どうしても空間の中に出込み引っ込みが出てきてしまって平面図では絶対お客様がわからないところなんですけども、 現場をご案内すると、もう一目瞭然で。

取り付け高さがスーッと線が揃っていて、空間が何となく綺麗に纏まってくるという所が、枠もない、そういったスッキリとしたところっていうのがやっぱりいいところかなと思いましたね。

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開口面積が大きく、圧倒的に明るい

まずお客様のご要望っていうのが、大体”広くて”っていうのは当然あるんですけど。”広くて””明るくて””風通しが良くて”みたいな。

そんな感じのパターンが皆さんが思う所なんですけれども、明るさっているのは方位に関係なく、単純に開口面積なわけですね。 一般の方にはちょっとわからないところだと思うんですけど、とにかく開口面積が同じ建てる毛の幅であっても、フルハイトになる分だけ、高い位置にサッシ面が取れる。 高いところから日が入ってくる。

本来日陰になってたと思われる角度から入ってくるので、部屋の中の奥まで光が届いてくるっていうたれ壁が2mのサッシとかだと上に40cmのたれ壁が出てきてしまって天井だどんよりと暗くなっちゃうんですよ。
明るさを人はどう感じているかというと、自分が明るくなっているというよりは周りが明るいと明るく感じるわけですよね。どんよりとした天井がある家とフルハイトドアで 反射光で天井に跳ね返った天井・壁が明るくなった空間では圧倒的に明るく感じる要素っていうのが大きくなりますね。

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高級感が一段と増している。

高級感が一段と増している。

去年から建具の厚みも厚くなって重厚感がまた増しましたね。ソフトクローズが両サイド、開けるときも閉めるときもソフトクローズになって一段と高級感が増したような気がします。 そのようなお声も頂いてますね。

建具メーカーさんってやっぱり大手建材メーカーのラインナップしかなかったところに御社が風穴を開けてくれたような状態なので、ちょっと違った視点でやっぱり面白いなと。
例えば、ドアノブひとつとっても、取り付けのヒンジひとつとってもデザイン性とか色とか今まなかったようなものばかりで、建築家、私共の設計事務所にとっても今後もどんどん作り出してもらいたいなと思っています。

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