思いがけない年末!日本とイタリアの医療の違い

日本で新しい体験をつくり続けるOL3年生、イタリア人女子フランチェスカのブログです。

 

 

皆さん、年末年始のお休みはどうでしたか??ご家族と一緒にゆっくりできましたか?

私もお休みはイタリアに帰りました!残念ながら私は、この時期にインフルエンザにかかりました!このブログでイタリアへの旅行と病気になった時の家庭療法について話したいと思います。

イタリアへの旅行

出発から楽しかった旅行です!今回は初めて昼間で羽田空港を見ました!今まで夜にしか行ったことが無かったので、そこにある店に一回も入れませんでした。実は売っている物はかわいいすぎて、家族への追加のプレゼントを買ってしまいました!
でも一番見たいことは昼間での展望デッキでした。夜は美しい景色が見えます。イルミネーションで東京の有名な場所がすべて見えます、昼間はどのぐらい見えると知りたかったです…はっきり見えます!羽田空港へ行ったら必ず展望デッキ出る時間を取ってください。カフェと席もありますので、飛行機に乗る前にあそこでリラックスをするのがおススメです!

羽田の展望デッキ

この旅行の予定はシンプルでした:家族・友達と会うと美味しい物をいっぱい食べる。
日本と同じようにイタリアでも年末年始の時多くの会社が休むので家族と友達の皆さんと会えるチャンスがあります。私の友達も仕事であっちこっちに引越ししましたが、休みで実家に戻りますので皆さんと久しぶりに遊べるチャンスです。

でも今年はインフルエンザのせいで多くの人の予定が無くなったらしいです。いつも大晦日の晩ご飯のためレストランで予約するのが人気ですが、今年はキャンセルがとても多かったと聞きました。

私もインフルエンザにかかってしまい、何日もなにもできずに家でゆっくり過ごすことになってしまいましたが、幸運にもその前と後には色々なことができました。

例えば久しぶりに地元のクリスマスデコレーションを見に行きました。最近デコレーションが少なかったですが、今回はとても面白かったプロジェクトがありました。あるボランティアのグループはかぎ針編みで装飾を作りました。何種類ものクリスマスツリーがありましたが、私の一番好きなのがかぎ針編みボールで作ったツリーでした。各ボールのデザインと色が違いました…作るためにどのぐらいかかったでしょうか??

詳細は素晴らしかったです!

それから、ずっと見たかった場所へ行くこともできました!地元の近くにボローニャという町があります。ボローニャには、現在も運営されている最古の大学があります。見たかった場所は昔に大学があった建物の中にあります。アルキジンナジオ館という建物の解剖劇場です。この部屋は医科大学の授業のために1637年に建設が始まりました。部屋の真ん中に解剖用のテーブルがあって、その周りに学生の席がありました。

この場所の写真を初めて見たのは子供の頃でしたが、ボローニャへ行ったらいつも予定があったので一回も見に行けませんでした。今回は散歩しながら、突然に建物の前にいると気付いたので、すぐ入りました!壁に装飾が刻まれた木目のパネルが付けてあります。周りの席と全ての像も木で作ってあります。本当に美しい部屋です。このような部屋で授業をできれば素晴らしいと思います!現在はこの建物は図書館になりましたが、まだ全ての壁にそこで勉強した学生の紋章があります!

壁にも天井にも、学生の紋章の数がすごかったです!

 

イタリアで病気になったらどうしますか?

12月に私もインフルエンザにかかってしまいました。実家で病気になるといつも通りにしましたが、日本に戻ったら、同僚の質問でこの状況ですることについて違いがあると分かりました。

一番驚いたことは多くの人は病院へ行ったかどうか聞いてくださったことです。イタリアではインフルエンザでも重篤な症状がなかったら、誰も病院へ行かないと思います。もちろん薬のために医者に連絡しなければならないですが、重篤なケースの時だけ病院へ行きます。私は日本の医療についてまだ知らないことが多いですが、イタリアとの違いはだんだん学びます。例えば、【家族の医者】は日本にはない制度と分かりました。イタリアでは各人に、国によって医者が割り当てられます。この医者はあるエリアを担当しますので、基本的に同じ家族の皆さんは同じ医者が担当します。

病気になったら、無料で、この【家族の医者】のオフィスに行きます。基本的な確認は全てそこでできます。でも重篤な状況か専門家の検査が必要になったら、病院へ行くか専門家の医者へ行きます。ですから、症状がそれほど重篤ではなかったら、たとえインフルエンザでも【家族の医者】に電話して薬をもらったら、治るまでゆっくり家で休みます。

早く治るために家庭療法があります。熱を下げるために濡れたタオルを使うことなど日本でも同じだと思いますが、とても気を付けることは食べ物です。
例えばビタミンが多い食べ物を食べるのは大切です。今回私はラッキーでした。来年に幸運をもたらすために年末に葡萄を食べる伝統がありますので(それについてこのブログに説明します!)家にいっぱいありました!熱がある時、食べることは大変ですが、葡萄が1粒1粒で食べられますので最高だと分かりました!

それで病気になると、私の家族ではいつも食べるものがあります:「チキンスープ」と「白いパスタ」です。両方とも体に優しいですが、エネルギーを高めるために良い食べ物です。チキンスープの場合にはさらにエネルギーアップのために小さいパスタも入れます。日本ではあまり見たことがないですが、イタリアではスープのために特別なパスタがあります。サイズはとても小さいですが、形の種類が多いです:星、四角、米などが人気です。病気になったら日本にも食べるためにその小さいパスタを持ち帰りました!(笑)

「白いパスタ」はパスタの一番シンプルな食べ方です:ゆでたパスタにオリーブオイルをかけます。味とエネルギーの追加のために基本的にパルメザンも乗せます。私はパスタのファンですが、このシンプルな料理法でもすごく美味しいと思います!
でも今回は病気の時のおススメ食べ物にしませんでした。実家の料理を食べるための時間があまりなかったので、少しだけ元気になったから、すぐ食べたい物を食べました!(笑)

インフルエンザにかかったにもかかわらず、幸運にも冬休みは楽しかったです。
皆さんも幸せの年明けを過ごしたら嬉しいです!

Ciao!

 


FRANCESCA BALDUZZI

FRANCESCA BALDUZZI
フランチェスカ・バルドゥッツィ
イタリア・ラヴェンナ出身
国立ヴェネツィア大学卒

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