こんなに違います!イタリアと日本の小学校の入学準備

日本で新しい体験をつくり続けるOL3年生、イタリア人女子フランチェスカのブログです。

 

 

4月は様々な始まりの時期です。特に日本では入学の時期なので、多くの人は学校の始まりのために色々な準備をしています。「イタリアの入学準備と日本ではどんな違いがあるのでしょうか?」

イタリアの学年は秋に始まりますか?

学校の始まりは人生のとても大切なイベントです。友達や同僚と話しながらイタリアと日本を比べたら、準備に色々な違いがあるとわかりました。
このブログで小学校入学ための準備について話したいと思います。

この話を聞いたら、びっくりしてしまう人が多いと思いますが、イタリアでは全ての学校(小・中・高・大)は4月ではなく、9月中旬に始まります!そしてイタリアの学年は6月に終わります。6月の中旬からは新学期が始まる9月までは夏休みになります。この理由で日本人とイタリア人の小学生では、4月の気持ちはとても違うと思います。日本では新しい学年が始まるためにドキドキしますが、イタリアではもう夏休みの予定を準備しはじめます!(笑)

イタリアでは小学校に入学する前に、まずとても大切なことを決めなければならないです:「誰がお子さんを学校に連れていくのか」です。
日本に初めて来た時、とても気になったことは小学生が自分で学校へ行くことです。後で「登校班」のことについて聞いて、学校から準備されたグループで小学生は一緒に学校へ行くと分かりました。ご両親がいなくても、このグループで安全に学校へ行くことができます。イタリアではルールが違いますので、必ず大人が連れて行くことが必須です。新学年の始まる前に子供たちを連れて行く大人の方の名前を学校へお知らせしなければならないです。一日の授業が終わった時にそのリストに書かれている大人がいなかったらお子さんは学校から帰ることができないので、とても大切なことです!

イタリアでも制服がありますか?

イタリアの国立学校で制服が必須ではないですが、大部分の小学校ではエプロンが必要になります!これは社会的差異を見せないようにするためだけではありません。主な理由はお子さんがエプロンで自由に遊んだり、絵を描いたりしても、服をあまり汚さないからです。各学校は自分の使いたいエプロンを選びます。例えば、ある学校では女性と男性は別の色のエプロンをします。私の小学校では、男女とも白い襟がある、白と青チェック柄のエプロンをしました。でも同じ柄のエプロンでも、カスタマイズな刺繍ができるか、違うな形の襟を選べます。私の小学校に刺繍と襟で100%同じエプロンをしている人は二人もいなかったです!

私の小学校でこのスタイルがありました!とても懐かしいです!(画像はアマゾンの「siggi」ストアーから)

入学の前に何が準備しますか?

学校を始まる前に準備しなければならない物が多いです。ある物は一年しか使えないですが、ある物は小学校の終わりまで使う予定です。

バックパック

入学校のためとても大切なことはバックパックです。

イタリアより、日本にバックパックを選ぶことがすごく難しいです!実はランドセルの形はいつも大体同じなので、私は色を決まったら、とても選びやすい物だと思いました。でも全く間違えました!選ぶことは大変だそうです。初めてランドセルの値段を見た時信じられなかったです…2万5千円で「高い!!」と思いましたが、よく考えたら、レザーなので高い商品です。でも後は6万円以上のランドセルもあると聞きました!!子供があまり気を付けないで使っている物のためこんなにお金を払うことは無理だと思いました。後はよくご家族か祖父母からのプレゼントになるとも聞きました。この色々な理由でどうしてランドセルを選ぶことが大変だったのかが分かりました。

イタリアではもっと簡単に選べます。一つの理由は日本より安い商品です。多くのバックパックは1万円以下で買えます。それでバックパックを選ぶ時、ご両親ではなく、お子さんは自分の好きなものを選びます。たくさんのデザインの中でお子さんに人気なキャラクターが一番多いです。例えば、私の初めてバックパックはバービーのでした!ご両親は心配していることは時間がたったら、お子さんのお好みは代わったら新しいバックパックを欲しくなることです。中学校に入力する時新しいバックパックを買うことがありますが、同じのを中学校の終わりまで使うことが多いです。
イタリアのバックパックの素材も違います。レザーではなく、強いファブリックで作った物です。それでランドセルより大きいです。時々大きくて、いっぱいすぎるので、後ろから一年生を見たら足しか見えません!お子さんはほとんどバックパックの後ろに隠れてしまいます!

多くのバックパックは拡張可能ですのでさらに大きくなります!(画像はアマゾンの「Seven」ストアーから)

学校の日記

他の大切な物は学校の日記です。日本では日記なしで、学生は先生から印刷した紙をたくさんもらうと聞きました。時々この紙が本当に多いので、ご両親は見逃したお知らせがあるという心配もあると聞きました。イタリアではお知らせは日記の中に入れるルールがあります。1年生はまだ書くことがあまりできませんので、印刷したお知らせを糊で日記に貼付けます。書くことを学んだら、学生は先生が口頭で口述した内容を直接日記に書きます。実は今では多くの学校がオンラインでお知らせをご両親に送りますが、同時に日記も使い続けています。
日記はたくさんの種類から選べます。シンプルなデザインもありますが、お子さんに人気なキャラクターが多いと思います。有名なサッカーチームの日記もあります!学年を上がったらデザインの種類が広がっています。例えば私の日記のデザインはまずアニメのキャラクターやかわいい動物などでしたが、後はコミックスがある日記を買いました。色々な有名なコミックスのコラボレーションで毎日のページに面白いシーンがありました。友達と一緒に読みましたので楽しかったです!

イタリアでも日本のキャラクターはとても人気です!(画像はアマゾンの「FRANCO COSIMO PANINI」ストアーから)

筆入れ

バックパック通り、何年も使う物はもう一つあります:筆入れです!
イタリアと日本の内容は大体同じだと思いますが、筆入れの形が変わります。日本の筆箱は固い箱です。イタリアのは布で作ってあります。それで3つのジッパーで本のように開けます。

このような筆入れがとても使いやすくて大好きでした!パウチより一秒で探していることを見つけます!(画像はアマゾンの「COMIX」ストアーから)

忘れ物をしないように、学校を始まるため全ての物が入ります。フリクションペン・鉛筆・色鉛筆・マーカー・消しゴム・定規・はさみ・削り器とスティックのりが欠かせない物です!本のような開き方でイタリアの筆入れはとても使いやすいですがサイズはちょっと大きくなります。日本の筆箱はコンパクトな形で持ちやすいと思います。実は元々イタリアでも筆箱しかなかったですが、最近では誰も使わなくなりました。

最後、全ての準備を終わったら日本でもイタリアでもしなければならないことがあります…どこでもラベルを付けなければなりません!今は名前を印刷したままのラベルを買えられると思いますが、私の子供時代に手で全て書くしかなかったです。面白いことですが、少し前は実家の片付けをしていたら、まだラベルを付けてある小学校の時の色鉛筆を見つけました!思ったよりラベルはとても丈夫でした^^

日本で大切、イタリアで使わない物

日本に入学校ため準備しなければならい物はイタリアより多いと分かりました。例えば、日本の小学生を見たら何回も「いっぱいかばんを持ってる!」と思ってしまいました。ランドセル以外にどうしてこの量があったのか分かりませんでしたが、使使い方によってそれぞれ袋やかばんが必要で、入学の時には6枚も必要だと聞いてびっくりしました。イタリアではお弁当はいらないし、バックパックが大きいので、その中に全ての物を入れます。あるポケットにはスナックを入れて、あるポケットにはボトルを入れて、大きい本があってもバックパックの中に入れます。スポーツ教育の日だけジムで使う靴と服を持たなければならないので複数のかばんを使います。

その他にイタリアでは準備がいらないことは黄色の帽子と上履きです。
大部分の小学校でエプロンをしますので、黄色い帽子の代わりにエプロンで学生だと認識できます。でも実はイタリアの子供たちは自分で学校に登下校することができないので、日本と比べたら学校の外で簡単に小学生だと見える理由があまりないと思います。

それでイタリアで室内でも靴をしてもいいので、学校に入る時も上履きをすることは必要ではないです。ジムに入る時だけきれいでスポーツのため使いやすい靴が必要です。他の学校の部屋で毎日の靴をしてもいいです。

日本とイタリアの入学ための準備に違いが多くても、この時期で皆さんは同じドキドキ・楽しみの気持ちがあると思います。今年小学校を入学するお子さんたちと色々な準備でお忙しいご家族へ、頑張ってください!

このブログが面白かったら嬉しいです!

Ciao!

 


FRANCESCA BALDUZZI

FRANCESCA BALDUZZI
フランチェスカ・バルドゥッツィ
イタリア・ラヴェンナ出身
国立ヴェネツィア大学卒

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