棚に入りきらない雑誌を整理してスッキリ!

私には好きなアイドルがいて、テレビ誌や女性誌などに掲載されるとそこでしか見ることのできない衣装やコメントがあるので、ついつい購入してしまいます。

あれもいい!これもいい!と買い続けていつの間にか棚が雑誌だらけになってしまいます。

 

何かのオタクをしていると陥りやすい現象だと思います。

私の友人もアイドル誌が溜まって棚に入りきれなくなって床に積んであると嘆いていました。

ちなみに私は床に積みあがるほど大量にはありませんが、ついにしまう場所がなくなってしまいました。

 

 

雑誌を改めて見ていると好きなアイドルが掲載されているページは、1冊のうち5ページぐらいだったりするんですよね。
「そこだけ切り取って保存しておけばだいぶスッキリするぞ!」と考え、必要なページだけ切り取って、ファイリングすることにしました!

ちなみに私が何オタクかもうおわかりですね(笑)
同じファンの方がいらっしゃったら嬉しいです。

いざスタート!雑誌の解体

まずは雑誌の解体を行いました。
サラーっと雑誌を見てみたところ、2種類の製本方法で作られていることがわかりました。

無線綴じ(くるみ製本)

女性誌などでよく見かける、背表紙に厚みがあるのが特徴の製本方法です。
針金や糸を使わずに背をしっかりとのりで固めて作られているので、読む分には見た目がとてもキレイで良いのですが、解体するのはとても面倒でした。

調べたところ、このタイプの雑誌を解体するには背表紙を温めてのりを溶かす方法が良いようです。
温める方法がいくつかあったので、とりあえず全部試してみました。

①アイロンで温める

温度をドライの高温に設定して背表紙にアイロンを当て、熱を加えました。
アイロンをそのまま雑誌に当てると印刷が剥がれてしまうこともあるそうなので、あて布をしてアイロンをかけました。
背表紙が細くてアイロンを安定して当て続けるのがけっこう難しかったです。

1分くらい背表紙に熱を加えたら雑誌が全開まで開くか確認します。

床に雑誌を押し付けたときに紙面がフラットになればOKです。


雑誌が全開に開けたら、ページ真ん中に当て布をして、雑誌を再び温めます。
これでのりがかなり溶け取れやすくなりました!
のりが溶けたら欲しいページをペリペリと剥がすことができました。

 

②ドライヤーで温める

ドライヤーでひたすら背表紙を温める方法を試してみました。
とりあえず2分くらい温めた段階で気付いたのですが、そもそもドライヤーは髪の毛を乾かすものなので、アイロンと比べるとそこまで温度が高くならないので、溶けるまでに時間がかかってしまいました。
しかも3分ほど温めたにもかかわらず、のりがちゃんと溶けていなくて剥がしづらかったです。
(後日別の雑誌でもやったてわかったのですが、雑誌の紙の材質によっても剥がしやすいもの、剥がしにくいものがありました)
今回の雑誌はドライヤーでのりを溶かしても剥がしにくく、無理に剥がすと破れそうだったので、カッターなどで真ん中に切り込みを入れてからペリペリと剥がすようにしました。

 

③電子レンジで温める

最後は電子レンジでのりを溶かしてみました。
この方法をみたときには一番ラクで簡単にのりを溶かせそう!と思ったのですが、いざ雑誌を電子レンジに入れたら、その瞬間にとても不安になりました。

果たして、雑誌を電子レンジに入れて大丈夫なのか、バチバチ音が鳴ったりしないのかと目が離せませんでした。
まずは様子見で!と思い2分くらい温めてみたのですが、なんと大事な雑誌がシナシナになっていくではありませんか!
慌てて電子レンジから取り出しました。

わかりますでしょうか?
写真のように真ん中がフニャっとしてしまいました。
電子レンジで温める方法は雑誌がシナシナになってしまうのでやらない方がよさそうです。

 

折れ目のついた雑誌を伸ばそうとして失敗

何回も読んでいる雑誌なので、表紙にうっすらと折り目がついてしまっているものがありました。

そこでこの折れ目もアイロンで伸ばせるかも!思い、折れ目部分に当て布を挟んでアイロンをかけてみました。
当て布を外したところ白い糸のような物体がビローンとのびて当て布についてきました。
なんだこれは!?と思ってよく見てみると、表紙の裏にのりが付いたままになっていました。

アイロンで熱を加えたことでのりが溶けて、あて布に使っていたハンカチにこびりつき取れなくなってしまいました。
普段それほど使っていないハンカチとはいえ、ショックでした。
表紙にアイロンをかける前に、裏にのりがついていないことを確認すればよかったです。

中綴じ(針金綴じ)

テレビ誌や週刊誌で見かける製本方法です。
背表紙はなくて、ホチキスの頑丈バージョン?のような針金で固定されている雑誌です。
解体方法は最初のくるみ綴じと比べるととても簡単でした!

まず、雑誌の真ん中のページを開いて、ホチキスを探します。

 

ホチキスの芯を抜く所や、はさみの刃などを使用して針金を開くのですが、けっこう力をいれて針金を開くので、勢いあまって手を滑らせて開いた針金の先端に指を刺してしまいそうになりました。

もし、この作業をされる方がいらしたらここはくれぐれも気をつけてください。

 

この時のポイントは針金を直角になるまで上げることです。
こうしないと針金を裏から抜くときに破れたりすることがあります。
そして抜くときは裏から針をゆ~っくりと行うようにしてください。
私は勢いよく針を抜いた結果、雑誌が一部破れてしまいショックを受けました…..

針を抜いて、雑誌がバラバラにできたら必要なページをカッターで切ります。

 

これはまだ一部ですが解体が終わりました。
左は捨てるもの、右は保管しておくものです。
約半分ほど処分でき、だいぶスッキリしてきました。

しかし同時にこれでもこんなにあるのかと、
当時の自分どんだけ買ったんだとツッコミたくなりました。

 

やっとファイリングへ

無事に解体できたらファイリングしていきます。
ここでまた大変なのが、雑誌のサイズがまちまちだということです。
大きいファイルに全部入れてしまうのもいいんですが、なるべくサイズがあったファイルに入れたい、
ということで私は雑誌のサイズごとにファイルを用意しました。
ちなみに私は入れ替えが容易なリフィルタイプのもので揃えています。

 

A4ワイド

A4ワイドは女性誌に多いのですが、特に苦しめられたのがこのサイズです。
写真は下のSnow Manの表紙がA4ワイドサイズ、上のももいろクローバーZのチラシがA4サイズです。
縦の長さは同じはA4サイズですが、横の長さが通常のA4よりも大きい上に、なかなかこのサイズのファイルが売っていないんです。困ってネットで色々調べてみました。

セリア

セリアにはA4ワイドで20ポケット収納可能なファイルがあるそうです!
私が行った店舗では残念ながら見つけることができませんでしたが「マガジンファイル」という商品名で売っているそうです。

無印良品

引用:ポリプロピレンソフトフィルムクリアホルダー A4ワイド・40ポケット 550円(税込) (無印良品ホームページより)

困ったときの無印良品!
ワイドサイズのファイルも販売されていました。

 

ネット通販

私は簡単に前後を入れ替えられるようにしたかったのでリフィル形式のものでファイリングしたいと思っていました。
お店で見つけられなかったのでネットで検索するとA4ワイド専用のファイルとリフィルが売っていました。
私が購入したものはファイルとリフィルが30枚ついたもので1240円。


少しお値段は張りますがファイルもしっかりしていたので満足です。

A4

100均

通常のA4のものは100均でも売っているので100円でも揃えられます。
気を付けていただきたいのはファイルは30穴タイプのものを購入してください。
ファイルを透明系で揃えたいばかりに2穴のものを購入したのですが、上下がぶらぶらしてしまいました。
今度30穴タイプのファイルを購入して入れ替えます。


雑誌整理がやっと終わりました。
雑誌を溜めにためていたので、全部整理するのに貴重な休日のうち5時間ほど使ってしまいましたが、棚がだいぶスッキリしました。

ビフォー写真を撮りそびれてしまったのですが、整理前の雑誌量は下のファイルが入っている棚と、もう1つ分を占めていました。今回、整理をしたことでスペースが1/2になりました。

 

今回、作業しながら切り抜きしたページが懐かしくて、ついつい見返してしまい、あっと言う間に時間が経っていました。
思い出に浸ってしまい、いつの間にか時間が過ぎているのはこういった片づけあるあるですね。
今までは購入した時だけ読んでそのままでしまいこんでいましたが、ファイルにまとめたことで切り抜きを見返して再び楽しむようになりました!
もしまとまった時間がとれそうなときは、やってみてください!

 

 

 

↓↓この記事を書いている会社は

フルハイトドアのKAMIYA

 

 

TOP