こだわりの家を建てるための場所選び

皆様こんにちは。

神谷コーポレーションの川﨑です。

実は数か月前に東京からプチ移住をして、神奈川県小田原市に自宅を建てました。

(KAMIYAで働くことになったきっかけの1つです)

当時はフルハイトドア®の存在を知らなかったので、リフォームする際には是非取り入れたいと思いますw

 

言わずもがな、家は人生の中で最も高い買い物の一つだと思いますので、当然慎重になります。

その中で、今回は自分が土地を選ぶときにこだわったポイントや、逆に妥協したポイントをお伝えできればと思います。

まず何をする?

建てる場所を決めるにあたり、場所(土地)から決める人、予算から入る人、ハウスメーカーや工務店から選ぶ人…どれも間違いではないと思います。

自分はどうしても建てたいハウスメーカーがあったので、“その家を建てたときにどういう暮らしがしたいか”を想像しながら、アナログですがまずは理想を書き出してみました!

めちゃくちゃ恥ずかしいのですが、実際に書き出した内容がコチラ↓

書き出すという作業は、自分の潜在意識を引き出すことにもつながります。また、“動機の言語化”という意味でビジネスでも役に立つことがあるので、ぜひやってみてください^^


「思い立ったが吉日」実際に見に行く

僕は静岡県と神奈川県の2県に絞って探すことにしました。内覧は、2回にわたって計16か所回ったのですが、不動産屋さんには多いと言われましたw  100%満足する土地は見つからないし、多く見ればメリット・デメリットも感じやすくなり、迷いも大きくなるからだそうです。

正直最初は、郊外に行けば土地なんていくらでもあるだろうと思っていました。ただ当時はコロナ特需による移住ブームもあったせいか、良い場所は意外と成約済みだったんです。

まず静岡県ですが、富士山が眼前にあって見晴らしがよかったり、周辺に新しいお家が多くて安心できたりと、住環境としては良い場所でした。

そして何よりも土地代として考えていた予算を下回る価格で購入できそうな場所が多く、その点はかなり魅力的でした。

ですが結論、まず静岡県は候補から外すことにしました。

除外した理由はコチラ↓

神奈川寄りの御殿場市、伊藤市、熱海市、三島市に良い土地がない

値段は比較的買いやすい価格だが理想よりも狭かった

新興住宅地がメインで、隣家との距離の近さが気になった

どう頑張っても通勤できない

不動産屋さんには、1週間後の内覧2回目に向けて、神奈川県の土地を追加で探していただくようお願いして、初日終了です。

また、理想の土地を見つけるために、予算も少し引き上げました。


「背水の陣」今日こそ決める

1週間後、今度は神奈川県を中心に回りました。二宮、秦野、大磯、小田原。

予算を上げたことで、前回よりは理想に近い土地をいくつか見ることができました。

実は1回目で気になった土地があったのですが、本当にここでいいのかな~と迷っていたんです。

迷っていた理由はコチラ↓

隣地が空き家でちょっと不気味な雰囲気が否めなかった

車社会とはいえ、最寄りの駅から徒歩であまりに遠かった(約25分)

比較的高台ではあったが、北向きで採光が不十分に感じた

斜面のふもとで、土砂崩れの不安がぬぐい切れなかった

ただ、広さ、景観、価格、は非常に魅力的でした。。

買い物はなんでもそうですが、出会いは一期一会ですよね。大きな買い物だからこそ、保険はかけておきたくて、仮押さえを依頼することにしました。

しかし、、、不動産屋に連絡した時にはすでに申し込みが入ってしまっていたとのことで、その時は本当に絶望的な気持ちでしたw

こういうことってあるんですよね・・・それだけに、2回目にかける気持ちはひとしおでした。


最終的に決め手になったポイントと妥協したポイント

2回の内覧を経て、最終的に土地を決めました!!

以前は都内に住んでいたので、実際に見に行くには時間も労力もかかって大変でしたが、結果として僕はたくさん回ってよかったと思っています。1回目で悩んだ土地に決められなかったことも縁だったんだな~というのは、今があるからこその笑い話です^^

最終的に今の場所に決めた理由はコチラ↓

予想以上に広い土地だった

隣地との間隔があいていて、窮屈さを感じなかった

急行電車は止まらないが、駅からの距離は近かった(5分以内)

南東向きで陽の光を取り込みやすかった

お隣が、自分が建てる家のハウスメーカーの社員のお宅だった

 

最後の理由は棚ぼたでしたが、実は一番の決め手だったかもしれませんw

同じハウスメーカーの社員が選んだ土地なら間違いないんだろうと^^ 信頼って大事ですね!

逆に妥協したポイントはコチラ↓

想定より土地の値段が高かった

 └土地の値段だけでなく、外構費用、固定資産税も含む

景観条例に伴い、建物に制約がつき、建築に際して余計な出費がかさんだ

 └屋根を三角にしないといけない、外壁に奇抜な色は使えないなど

そのせいで計画していた間取りよりも一回り狭い家にせざるを得なかった

最寄り駅が各停しか停まらない且つ本数が少ない

土地がハザードマップに入っていた

なんだかお金のことが多くてお恥ずかしいですが…w

 

振り返ってみると、やっぱり最終的に重視したのはその場所で理想としていた暮らしが実現できるかどうかです。

そして重要なことは、理想を叶えるために行動を起こすということです。何においても言えることですが、自分の中で固い決意で臨んで、想定されることをすべて考慮したつもりでも、抜け漏れや後悔は起きるもかもしれません。ですが、行動に関しては一切妥協しないことが大事だと思っています。

 

『家を建てる。』一言でいうと簡単な響きですが、土地探しに始まり、やるべきこと、考えなければならないことは山ほどあります。

その第一歩として、自分の経験が皆様の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました^^

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