テーブルにカバーをかけていませんか?

こんにちは。神谷コーポレーションの髙山です。今回はダイニングテーブルについてブログです!

形や大きさ、使い勝手についての紹介や解説は既に多くの方がブログに書かれているので、

このブログでは別の角度でみたダイニングテーブルの情報を共有したいと思います(^^)

ご存じでしたか?無垢の木材は呼吸をしています。

テーブルを綺麗に使い続けたいという思いから、天板にカバーをかけて使用されていることがあると思いますが、実はこれ、、、逆にテーブルに悪影響を与えている可能性が高いです。

無垢の木材は空気中の水分を吸収し、それを吐き出す性質があります。これを呼吸と呼びます。梅雨などの湿度が高い季節は水分を含んで膨張し、冬などの乾燥した季節には水分が抜けて少し痩せた状態になります。目視では気が付きにくいところではありますが、呼吸が激しい場合は天板に亀裂が入ることもあるんです!(また水分を含んで膨張すれば亀裂が目立たなくなることもあります)また、家の中で「パキッ」と音が鳴るのを聞いたことはありませんか?これも柱が呼吸をしているからなんです!

テーブルにカバーをかけて使い続けていたらどうなるでしょうか。天板表面はカバーに圧迫され呼吸(空気の循環)が難しくなる一方で、天板裏側は圧迫されていないため呼吸が続きます。そうすると膨張と収縮のバランスが崩れ、天板は反ってしまいます。せっかく大切に使っていたテーブルが反ってしまったら悲しいですね、、、。以上の理由からカバーをかけての使用を推奨している家具の販売店は少ないと思います。

無垢材のテーブルを反らせたくないあなたへ

それでも汚れが気になるからカバーをかけて使用したい、もしくはカバーはかけないけど反りのリスクを減らしたい。そうお考えの方いらっしゃると思います。
ありますよ、反りを防止するアイテム( ¯꒳¯ )
それは、ホームセンターなどでお買い求めいただける「反り止め金具」です!

出展:反り止め金具/株式会社ワークス

https://www.tabletenpo.com/items/index2.php

 

昨今のDIYブームもあり、こういった商品の取り扱いが増えました。木目と垂直の方向に反り止め金具を設置することで反りを抑制することが可能です。(環境によりその効果には差があります。)ひと手間加えることで長く綺麗に使い続けることができるので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

テーブルだけじゃない!毎日使うアレも反ってしまう

冒頭でもお伝えした通り、無垢の木材は反ります。それはテーブル以外のものでも同じ現象が起きてしまうんです。お家の中で一般的に木材が使用されている場所、すぐに思い浮かぶでしょうか?

、、、、、、、フローリング?それも正解です(´・ω・`;)
あともう一つ、木材で作られているものがありますよね?(´・ω・`;)

そう!

ドアです!!!!!!

テーブルと同様にドアも反ります。毎日使うドアは、反ってしまうと開閉ができなくなってしまうためかなり不便ですよね。室内ドア専門メーカーであるKAMIYAは反らないフルハイトドア®の開発のため、業界最高水準の試験設備を用いて性能試験を行っています。次ではその試験に合格した商品がなぜ反りに強いのか、2つのポイントをご説明します。

反りに強い理由① 特許技術によるKAMIYAだけの内部構造を開発

木は呼吸をしています。これはすなわち空気の循環なのですが、一般的なドアで用いられている内部に除湿シートを設置するだけの方法では、高さ2,400mmのフルハイトドア®の反りを防ぐことは難しいです。そこでKAMIYAでは、スチールパイプが持つ剛性と扉の内外の空気を循環させて熱を逃がす技術を組み合わせることで反りに強いドアを開発いたしました。

反りに強い理由② 一般のドアより7mm厚い、ドア厚40mm

日本のドアは一般的に33㎜の厚さですが、インテリアドアの本場であるヨーロッパでは40~43mmの厚みが一般的です。試験を行ったところ、一般的なドアに比べて反りの量が1/3という結果がでました。そして何よりも厚さがあることでドアの重厚感が増し、お部屋の印象がワンランクアップします。

一例ですが、こちらはフルハイトドア®「CAESAR(カエサル)」です。ドア厚40㎜の木目が美しい商品です。天然の木材を使用しているため木目は毎回異なります。

CAESAR/神谷コーポレーション

 

最後に

無垢の木材は経年変化で年々味が出てきますし、木目も一つとして同じものはないので、かなり人気の高いものです。以前にSNSで「完成まで20年かかる一枚板のテーブル」を見つけたのですが、これは反らせないために木を乾燥させる工程を自然に任せて20年間待つからだそうです!人工的に乾燥させれば2時間で完了することもあるらしく、20年という時間は作り手のこだわりを感じますね。
私がこうして感動を感じたように、皆様にもフルハイトドアの情報を伝えていきたいなと思っています(^^)ぜひ今後もこのブログをチェックしていただけたら嬉しいです!

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