ドイツの「オクトーバーフェスト」へ行ってみました!

日本で新しい体験をつくり続けるイタリア人OLフランチェスカのブログです。

 

「オクトーバーフェスト」って聞いたことがありますか?ドイツに生まれた、世界的に人気になったイベントです。
私は約10年前に、このイベントが始まった街で参加しました。このブログでぜひ皆さんにご紹介したいと思います!

「オクトーバーフェスト」って何?

「オクトーバーフェスト」は世界的に一番有名なビールのフェスです。毎年2週間(9月下旬から10月上旬)にわたり、南ドイツのミュンヘンで開催されます。会場となるTheresienwiese(テレージエンヴィーゼ)と呼ばれる約42ヘクタールの公園には、ビール・食べ物のテント、ショップ、その他のたくさんのアトラクションが建設されます。

このフェスは年々人気が高まってきて、現在はドイツのたくさんの町でも、ドイツ以外にも開催されています。でもイベントが生まれたミュンヘンは会場の大きさと参加人数の数でまだ世界的に1番大規模の大会になっています。

2024年には、16日間のイベントに670万人が参加し、700万リットルのビールが消費されました!!
日本でも色々な場所でオクトーバーフェストのイベントが開催されますので、近くにあれば、ぜひ行ってみてください!

私のオクトーバーフェスト

ヨーロッパではオクトーバーフェストがとても人気ですので、約10年前に家族と参加することにしました!少し前の話ですが、年が立ってもイベントの基本はほとんど変わっていないと思います!

日本と比べると、ヨーロッパでは飛行機に乗らなくても車でも他の国へ行けますので、地元からミュンヘンまでキャンピングカーで行きました!10時間ぐらいの旅でしたが、家族とカードで遊んだり、歌を歌ったりしましたので楽しかったです。
キャンプ場に到着したら、キャンプ場のサイズにすごくびっくりしてしまいました。オクトーバーフェストのためにミュンヘンに泊まる人は多すぎて、町のホテルと普通のキャンプ場は足りないので、イベント期間中、15万㎡のキャンプ場が開設されます!こんな広いキャンプ場が初めて見ました!

次の日はフェスへ行く途中で、まずドイツの伝統的な朝ご飯を食べに行きました…ソーセージとビールでした!

キャンプ場は町の外ですが、電車で約20分にオクトーバーフェスト場のテレージエンヴィーゼ公園に到着しましました。
参加する前にオクトーバーフェストについてあまり知らなくて、会場は食べ物のテントでいっぱいだろうと思っていました。でも驚いたことに公園の中に広い遊園地もありました!

展示スペースは本当に広かったので、少し歩き回った後、食べ物のスタンドのエリアへ行きました。オクトーバーフェストの食べ物スタンドは「テント」って言いますが、実は布や木で作った建物です。建物の基礎は一年中そのまま残りますが、建物の壁と屋根を毎年作り直します。
テントは大きいサイズと小さいサイズで分けてあります。大きいテントには約10,000席があります!(2025年のフェスでは大きいテントが17棟、小さいテントが21棟ありました)最近は席の予約が必要になったそうですが、約10年前に私が行った時に予約がなくても楽にテントに入れました。各テントにはそれぞれ違いがありますので色々なテントに入ってみると楽しいと思います。

「Marstall」というビールのテント

第一の違いはビールの集類です。テントはビール製造会社がスポンサーとなっていて、テント内では 1つのブランドのビールしか飲めません。好きなブランドがあれば入場する前にまず確認した方がいいです!

第二の違いはテントのデコレーションです。それぞれの場所は特別なスタイルがありますので色々なに入ってみれば楽しいです。時々テントの雰囲気と合わせて、伝統的なパーフォーマンスもあります。

第三の違いは料理です。ほとんどのテントではドイツの伝統的な料理がありますが、あるテントでは限定の料理もあります!例えば1つのテントが「Steckerlfisch」(串刺しの魚)で有名です。魚はテント内の15メートルのグリルで焼きされます!

テントによっては中のデコレーションが違います!

テントの雰囲気は楽しくて賑やかです。多人数や音楽でちょっとうるさくなりますが、確かに、このフェスはパーティですね!テーブルは隣のテーブルと繋がっていますので隣の皆さんと話しやすいし、一緒に「カンパイ」することが多いです。楽しい雰囲気で美味しいビールや食べ物を食べながら、時間の経過を感じることができません!

そうして、オクトーバーフェストのウェイターがすごく面白かったです。インタネットでも動画を見られますが、オクトーバーフェストのウェイターは一回に持てるグラスの数で有名です。フェスのビールは1リトルのグラスで売っていますが、ウェイターは一回に10本のグラス以上も持てます!!この厚くて高いグラスの量を一回に持てることが自分の目で見たことがあっても、まだ信じられません!

オクトーバーフェストのウェイター(写真はMünchen Tourismus, Jan Saurerから)

ビールのテント以外にもフェスで楽しめることがたくさんがあります。

まずはドイツの伝統的な服です。日本の祭りのように、たくさんの参加者が伝統的な服を着ていますので、歩きながら見られます。男性用はフェルト帽、シャツ、革製のサスペンダー、ショートパンツ、白いソックス。女性用シャツ、ボディス、スカート、エプロン、白いストッキング。服のデコレーションが素敵です!

「アルプホルン」という伝統的な楽器のパーフォーマンス

ローカルなグッズや手作り商品のお店もたくさんがあります。その中に一番好きなお店は「Lebkuchenherzen」(レープクーヘンヘルツェン)の店でした。「Lebkuchenherzen」は砂糖アイシングでデコレーションがある、ジンジャーブレッドハートです!クリスマスの時期に人気ですが、オクトーバーフェストでも買えます。ジンジャーブレッドハートに色々なメッセージが書いてあります。例えば「Ich liebe dich」(大好き)または「Oktoberfest」(オクトーバーフェスト)が人気です。このジンジャーブレッドクッキーを食べられますが、飾り物にとして使うことが多いです。糸に繋がったままで売っていますので、たくさんの人がネックレスのようにしています!

「Lebkuchenherzen」(レープクーヘンヘルツェン)というジンジャーブレッドハート。(フリー写真)

ミュンヘンのオクトーバーフェストは期間検定の開催される遊園地でも有名です。ジェットコースターやお化け屋敷など、子供へも大人へものアトラクションがたくさんあって、遊園地だけのためにフェスに参加している人もいます。私はオリンピック・リングの形にしたジェットコースターに乗りました!私の人生で一番印象が残ったジェットコースターです!5つのループで本当に楽しかったです!

でもたくさんのアトラクションの中に一番驚いたことはノミのサーカスでした!この時代でまだ見れる場所があると知らなかったです。サーカスのテントのような部屋に小さいステージがあって、周りにお客様の席がありました。そしてサーカスのディレクターがステージに登場して、ノミを指揮し始めました。ノミが色々な小さい物を動かして、サッカーもやりました!ノミがディレクターの言った通りに実際にやったと信じられませんでした!

オクトーバーフェストはビールのフェスですが、ビールを飲めない人も楽しめると思います。実は私もビールを飲めないですが、伝統的な料理が美味しいし、雰囲気が面白いし、遊園地も楽しいので素敵な経験になると思います!

ミュンヘンのオクトーバーフェストへ行くことが難しいですが、日本でもたくさんのオクトーバーフェストのイベントがあります!チャンスがあればぜひ行ってみてください!

このブログが面白かったら嬉しいです!
Ciao!

 


 

FRANCESCA
フランチェスカ
イタリア・ラヴェンナ出身
国立ヴェネツィア大学卒

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