5分で直せる!とっても簡単な収納扉の調整方法

普段何気なく使用している収納扉がズレているなと感じたことはありますか?

 

先日から年末の大掃除に向けて普段しない細かいところの掃除を始めました。
玄関の収納扉を拭いていると扉がこのように少しずれているのに気がつきました。

 

 

少しわかりづらいかもしれませんが、扉の高さがそろっていないんです。

このズレが気になったので調整方法を調べてみました。
すると、当社商品でも一部金物を使用しているムラコシ精工さんのカタログの説明が分かりやすかったので参考にしながら自分で直してみました。

 

難しいかなと最初は不安に思ったのですが、なんとドライバー1本で簡単に調整することができました。

そこで今回のブログでは多くの収納扉の開き戸に使用されている金物「スライド丁番」の調整の仕方をご紹介します。

スライド丁番

収納で開き戸になっているところは上の写真のような金物を使っているものが多いです。
この金物を「スライド丁番」と言います。

我が家のスライド丁番はこの後の説明ででてくるムラコシ精工さんのイラストとは少し見た目は異なっていましたが、それぞれの調整ネジの位置は同じでしたので説明書通りに調整することができました。

 

収納扉のズレの方向を確認

まずは皆さんのご自宅にある収納扉がどの方向にズレているか確認してください。
扉のズレの方向として3パターンに分けられます。
それぞれのパターンごとに調整方法をご説明します。

※調整にはプラスドライバーが必要です。

 

扉の高さがズレている場合の調整方法

左右の扉の高さが平行ではない場合は”上下調整”を行います。

上下調節の際は扉に付いている全ての金具を調節します。
全てのネジを緩めて手でベースとなっているプレートを上下に動かして調整します。
調整後全てのネジをドライバーで閉めます。

 

扉の隙間の幅が均等でない場合の調整方法

上の幅が狭く、下の幅が広くなっていて扉の隙間が均等でない場合は”左右調整”を行います。

向かって左の扉を調整する場合は、ネジを右に回すと内側に、左に回すと外側に調整することができます。
向かって右の扉を調整する場合は、ネジを左に回すと内側に、右に回すと外側に調整することができます。

 

扉の前後がズレている場合

扉を閉めたときにきちんと閉まらず、左右の扉の前後がずれている場合は”前後調節”を行います。

ネジを緩めてから手で金具を前後に動かして調整します。
調整後は必ずドライバーでネジを閉める必要があります。

 

調整が済んだ扉

調整が済んだ扉は前後・左右・上下がきちんと揃いました。
どの方向にズレているかがきちんと理解していると調整は5分程度で簡単に行うことができました!

 


 

年末に向けて大掃除を始める方も増えてくると思います。
自宅の収納扉のズレが気になった場合は簡単に調整できるのでドライバーで直してみてはいかがでしょうか。

 

スライド丁番の調整方法はムラコシ精工さんのオンラインカタログを参考にさせていただきました!

画像参照元:株式会社ムラコシ精工オンラインカタログ(木工用ジョイントシリーズ・スライドヒンジシリーズ)

 


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