日本では女性はプレゼントをしますか?!~イタリアとのバレンタインデーの違う文化で驚いたこと~

念願の日本企業に入社したものの、新型コロナのせいで1年間イタリアでのテレワークを余儀なくされ、この4月にようやく日本でのOL生活をスタートしたイタリア人女子フランチェスカのブログです。

 

 

二月にお出かけしたら、どこもかしこもハートとチョコレートで囲まれています:バレンタインデーの時期です!

イタリアと日本のバレンタインはとても違っていますから、このブログでお話したいです。

なぜバレンタインデー?

なぜ2月14日が恋人たちの日となったのかというと、古代ローマ時代に「ルペルカリア」という豊穣祈願祭で冬の後の自然の再生と受胎能力のお祝いをしました。(鳥は生産,豊穣,安産と関連づけられ,春先に鳴きだし,卵を抱く姿が生命活動と生産の開始を示す象徴とされ、古代ローマの豊穣祭ルペルカリア祭はとくに鳥がむつむ日として祝われました)

また、西暦496年にキリスト教の教皇がキリスト教のお祝いに変更すると決めて、守護として聖バレンタインを選びました。

なぜ聖バレンタインと選んだのでしょうか?理由は歴史と伝説の混合です。聖バレンタインは西暦3世紀に生きていた司教でした。色々な伝説によると何回も恋人たちを助けましたので、恋人たちの守護にとして教皇から選ばれました。例えばある伝説によると、聖バレンタインは、その頃ローマ帝国で禁止されていた兵士とキリスト教徒の女性との結婚を初めて司式したと言われています。

イタリアのバレンタインデー

日本では女性から男性にプレゼントをする日ですが、イタリアではカップルのお祝いです。カップルは小さいプレゼント・花・チョコレートなどを交換します。色々なチョコレートメーカーが限定な商品を出して、宝石店でジュエリーの限定シリーズを売っています。赤いローズの花束をどこでも買えます。さらに多くのカップルはオシャレなレストランなどで、特別なデートの予約をします。

カフェでもハートを持っているかわいいぬいぐるみを買うことができます!

カップルはお互いにプレゼントを交換しますが、実はバレンタインデーの時、女性は男性からお姫様のように扱われます!
これについて面白いエピソードがあります。

私の高校時代のバレンタインデーには朝から帰る時間まで、別の高校へ行っている彼氏たちの送ったローズの花束が彼女たちに届きました。学校の管理人は1~2本のローズや大きな花束を間違えないで正しい人にあげるために頑張りました。これは私の高校だけ起こったことですかどうか知りませんが、とてもロマンチックだと思いました!

また、私のクラスの女性たちはチョコレートが好きでしたから、男性たちはクラスの女性たちにもチョコレートを持ってきてくれました!友チョコでしたが、美味しかったです。しかも買う前にどんなチョコレートが欲しいか聞いてくれたから、必ず好きな物でした。女性がお姫様な日ですから、女子から男子には友チョコはあげませんでしたが皆さんは本当に楽しみしました!
イタリアでは同僚やクラスメートの間にチョコレートを交換することがあまり人気ではないと思いますが、私達はしましたので楽しかったです。

日本のバレンタインデー

国によって少しの違いはあっても、世界中のバレンタインデーの文化はだいたい同じだと思っていたのですが、驚いたことに日本ではユーニクな文化があります:プレゼントを交換しないで、女性たちは男性たちにチョコレートをあげます!さらに彼氏や好きな人だけにあげなく、男性の友達や同僚にもあげます。

 

子供の頃見たアニメで、主人公はよく好きな人のために手でチョコレートを作りました。でも実際にすることだと知らなかったです!大学時代に本当にしていることだと聞きましたが、日本に来るまでは多くの人がそうしていると知りませんでした。確かに日本では、1月の後半からどこでも手でチョコレートを作るために素材を見つけます。必要なツールもどこでも売っていますので簡単に買えます…私もチョコレートを作ってみたいです!

スーパーでチョコレートを作るためのツール

プレゼントする相手や状況によって違うチョコレートの名前があると知らなかったですが、日本に色々な状況がありますのでわかることが必要になると思います。

例えば、義理チョコはイタリアにないので、知った時にはびっくりしてしまいました。義理チョコについては色々な意見があると分かりました:ある人にとってはやめた方がいいと思う文化ですが、別の人にとっては喜んでしていることです。

誰にあげるかによってうチョコレートの種類があることが面白いと思います。例えば本命チョコはとてもオシャレだし高価に見えます。友チョコや義理チョコはもうちょっとシンプルですが面白くてかわいいパッケージのデザインがあります。特にメッセージを書くためにスペースがある商品はとてもいい考えだと思います。

パッケージにメッセージを書けることは面白いと思います!

 

実は、本命チョコのために完璧なチョコレートを見つけました:名前は「Baciami!」ですが、イタリア語で「キスして!」という意味です!知らなかったら、恋人の以外人にこれをあげたら、大変だな~と思っています。(笑)

美味しそうですが、誰にあげるかに気を付けなければなりません!(笑)

でも一番びっくりしたことはバレンタインデーのプレゼントをもらった人は一ヶ月の後で感謝するためにプレゼントをすることです。ホワイトデーはイタリアにありませんから、初めて聞いた時何ですとほとんど分かりませんでした。しかも普通のプレゼントだけではなくて三倍返しです!これは難しくないでしょうか?プレゼントを買う前に値段にも気を付けなければならないです。このことはプレゼントの良い気持ちをちょっと消すと思います…

義理チョコとホワイトデーの三倍返しで日本のバレンタインデーちょっと大変だと思います。
とは言っても、恋人がいなくても友達といっぱいチョコレートを食べられるチャンスですね!

 

皆さん、バレンタインデーのチョコレートを買いましたか?
このブログは面白かったら嬉しいです!
Ciao!

 


FRANCESCA BALDUZZI

FRANCESCA BALDUZZI
フランチェスカ・バルドゥッツィ
イタリア・ラヴェンナ出身
国立ヴェネツィア大学卒

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